
オフロード車を買ったらまず
地元の林道を走破する所から始める

林道を走る事こそがこの狭い日本で気軽に出来る
唯一のアドベンチャーだと思う

人間よりも野生動物の方が圧倒的に数が多い所や
舗装されていない道路に冒険心がかき立てられる

でも普通のオフロード車だと燃料タンクが小さいので
常にガス欠との戦いになるし
夜の林道を走ればヘッドライトが暗いので
路面状況が分かりにくくて危険だ

そこでアドベンチャーモデルの登場である

少々車重は重いが燃料タンクや
ヘッドライトの問題は克服されている

という事で、今日はちょこっと遠出をして
今まで走った事のない林道に挑みます

まあ、遠出をすると言っても
いつもの京都なんだけどね


無理矢理早く寝て早起きをしてから
早朝の6時に家を出た

目的の林道は二山越えた所にある

前日の雨の影響で一山越えた所の盆地では
霧というか濃霧に覆われていた

まだ普通の街中なのに既にアドベンチャー感が半端ない

これが雨上がりの早朝に標高の高い所を走るリスクである

とにかく信号待ちの時がチョー怖いので
出来るだけ歩道に寄った方が良いかも


二山越えた所で太陽が出てきて霧が晴れてきた

いつもここの長いストレートの道が気持ち良く
道路の先端が地平線のようになっている


午前7時・・目的の林道に到着

前日にグーグルマップで確認した所
グーグルカーでも林道の途中くらいまでは走っているようで
ストリートビューでも確認する事が出来た

もしかして完全に道路が舗装されている
ヌル〜い林道なんじゃないかとちょっと心配になってきた

普通は道路が舗装されていないと心配になるのだが
オフロード車に乗っていると
長靴を履いた時にわざと
水溜まりに入りたくなるような心理が働くのである


未舗装道路キターーーーーーーー

しかも前日の雨でギトギトのドロドロ状態である

バイクは汚れても良いけど
自分自身の服が汚れるのは嫌なので
水溜まりには老人が湯船に浸かるようにゆっくりと進入

ちなみに路面がこうゆう状態だと低速で走っていても
リアのグリップ感をほとんど感じず
いつ滑ってもおかしくないような
不安感に襲われるので
低速でも十分にアドベンチャー感を味わえるのです

とにかく路面が悪い時はシートに座らず
ステップに立った方がバランスが取りやすい

ちなみに今回はミラーにも映ってますけど
リュックに取り付けるバックパックマウント
アクションカムを固定しているので
車体に固定するよりブレが少なく静止画でも良い感じですよ


もう水溜まりの画は良いんじゃないのか・・撮れ高十分だろ


ついに山頂に到達

京都の街を見下ろす景色は最高と言いたい所だけど
霧で何も見えなかった

標高の高さも中途半端なので雲海って言うほど
雲海じゃないというか
ほぼほぼ霧の高さから見ているので
ただ、霧がもやっとしていただけでした

まあ、こういう事もありますわ

家に帰ってから走行距離を見たら
140Km程度しか走ってなくてビックリしましたわ・・
普通のオフ車でも給油無しでいける距離でしたわ

ただアレよ・・
未舗装路の林道を走る疲労感って舗装路の×4倍くらいなので
次の日は体中が痛くなって筋肉パンパンよ

汚れたCRF250ラリーの写真を専門ページにて追加しました
